1歳のお誕生日準備
1歳のお誕生日には何をする?
1歳の誕生日には何をする?初めての誕生日であるファーストバースデーを思い出に残る1日にしましょう!
赤ちゃんが初めて迎える1歳の誕生日。
「誕生日をお祝いする」という習慣は欧米から入ってきた文化で、アメリカでは生まれて初めてのバースデー=「ファーストバースデー」とよび、大切な記念日として盛大にお祝いするそうです。
実は、日本にはもともと2年目、3年目と、1年ごとに誕生日をお祝いする風習はなかったそうです。
生後間もなく亡くなってしまう赤ちゃんは多く、無事1歳の誕生日を迎えられることは特別なことだったため、日本でも1歳のお誕生日だけは盛大にお祝いする風習が定着してきました。
初誕生は1歳の誕生日を無事に迎えられたことと、これからも元気に育ってほしいという願いが込めらた大切な儀式だそうです。
赤ちゃんが最初に迎える大切な記念日。
無事に生まれてきてくれたこと、そしてこれからの成長を願って記念日をお祝いしましょう。
◎一升餅:「一生(一升)食べるものに困らないように」◎
日本には古来より、1歳になった子どもに一升餅を背負わせて成長を願う行事があります。
一升と一生をかけて、「一生食べるものに困らないように」と願いをこめて、また、丸い形の一升餅にすることで「一生円満な人生を送れるように」と願いが込められています。
1升はお米の重さで約1.8キロ、お餅にすると約2キロにもなります。
一升餅を背負った赤ちゃんの様子も、立ち上がったら「立身出世する」、座ったら「家を継いでくれる」、転んだら「厄を落とした」と様々な意味を持っているそうです。
◎伝統行事「一升餅」から変化!「一升パン」「一升米」がじわり増加◎
お祝いの後のことを考えるとパンやお米の方が食べやすく、お料理のアレンジも効きそうなため、「一升パン」や「一升米」を選ぶご家庭も増えています。
◎「選び取り」は可愛らしい「カード」が人気◎
鳥取県西部地方発祥の選び取りも、1歳のお祝いで昔から行われている行事の一つです。
子どもの目の前に様々なアイテムを置き、一番興味を持ったものを子どもに選び取ってもらいます。
何を選び取ったかで、子どもの将来の職業や未来を占うという行事です。
◎「お部屋の飾り付け」もお誕生日使用に◎
はじめてのお誕生日を迎えるわが子に喜んでほしい! 喜んだらどんな可愛い表情をするのかな? という思いで「お部屋の飾り付け」をするママも多いようです。
最近ではSNSを参考に、クレイケーキやお花を使用し、ナチュラルな仕上がりにする傾向があります。